対モルディブ無償資金協力による新たな「海洋救助コーディネーションセンター」開所式
令和8年7月27日
令和8年7月27日、日本政府による無償資金協力「海洋救助コーディネーションセンター(MRCC)能力強化計画」により整備されたMRCCの開所式が行われました。式典には、主賓としてモハメド・ムイズ大統領が出席した他、国防大臣。外務大臣等多くの閣僚が出席し、石神留美子在モルディブ日本国特命全権大使の他、オーストラリア政府からワッツ・インド洋担当特使、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)代表が出席しました。、本プロジェクトは、UNODCと連携して日本政府の資金により実施したものであり、オーストラリア政府の協力も得ています。
2021年2月、日本政府とUNODCとのENの署名により開始された本プロジェクトは、日本政府が拠出した3.89億円(約3700万米ドル)により実施され、研修施設を備えた新たなMRCCの建設と、モルディブ沿岸警備隊をはじめとする海洋関連の法執行機関の職員を対象とした、海難捜索・救助及び海洋関連法執行に関する専門研修の実施という二つの柱で構成されています。
新たに建設された4階建てのMRCCは、モルディブにおける海難捜索・救助活動の中核拠点となります。1階にはMRCC運用室、事務室及び会議室を配置し、2階には講堂、教室及び海図室を備えた研修施設、3階には会議室、4階には執務室等を設けています。これらの施設に加え、専門研修を実施することにより、モルディブ国防軍(MNDF)沿岸警備隊の即応能力及び関係機関との連携能力の一層の強化が期待されます。
2021年2月、日本政府とUNODCとのENの署名により開始された本プロジェクトは、日本政府が拠出した3.89億円(約3700万米ドル)により実施され、研修施設を備えた新たなMRCCの建設と、モルディブ沿岸警備隊をはじめとする海洋関連の法執行機関の職員を対象とした、海難捜索・救助及び海洋関連法執行に関する専門研修の実施という二つの柱で構成されています。
新たに建設された4階建てのMRCCは、モルディブにおける海難捜索・救助活動の中核拠点となります。1階にはMRCC運用室、事務室及び会議室を配置し、2階には講堂、教室及び海図室を備えた研修施設、3階には会議室、4階には執務室等を設けています。これらの施設に加え、専門研修を実施することにより、モルディブ国防軍(MNDF)沿岸警備隊の即応能力及び関係機関との連携能力の一層の強化が期待されます。
石神大使は式典での挨拶において、本年が在モルディブ日本国大使館の開設10周年であるとともに、故安倍晋三元内閣総理大臣が「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を提唱してから10周年にあたることに触れました。また、FOIPは、法の支配、航行の自由及び海洋協力の推進を通じて、インド太平洋地域の平和、安定及び繁栄を実現するための日本が掲げるビジョンであること、その上で、MRCCは、海洋の安全・安心を強化し、制度・組織の能力を高め、モルディブの緊急対応能力を向上させることにより、このビジョンを具体化する取組の一つであると述べました。
また、石神大使は、日本が防災や教育、保健、漁業などの様々な分野における長年にわたる協力により培われてきた日本とモルディブとのパートナーシップについて述べ、近年では、海洋安全保障分野における能力強化のための協力を進めていること、特に2024年12月には沿岸警備隊の人道的支援強化のため8億円(約7600万米ドル)相当のMRCC向け通信機材及び潜水機材の引渡しが行われたことについて述べました。更に石神大使は沿岸警備隊向け救急艇、モルディブ税関向け監視艇、さらにモルディブ警察向け地方島7島へのCCTV埠頭監視システムの引渡しを行ったことについて述べました。
また、来年、日本とモルディブは外交関係樹立60周年を迎えます。本プロジェクトが、両国の長年にわたる友好とパートナーシップの象徴となることを期待しています。
写真提供:モルディブ大統領府