対モルディブ草の根無償資金協力「マレ市災害対応車両整備計画」署名式
令和7年2月20日



令和7年2月20日、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「マレ市災害対応車両整備計画」の贈与契約の署名式が、石神留美子大使及びヒサン・ハッサン国家災害対策庁(National Disaster Management Authority)最高責任者との間で行われました。供与額は12,496,100円(89,900米ドル)。
モルディブは海抜が低い小島嶼開発途上国であり、気候変動や豪雨、津波などの自然災害に対して極めて脆弱です。首都マレ市では、排水インフラが未発達であるために豪雨による大規模浸水が頻発しており、また、全人口の約4割が暮らす過密都市であることから、建物が密集したエリアでの大規模火災も度々発生しています。
国家災害対策庁は災害対応を統括する国内唯一の行政機関として、災害発生時の緊急救援に係る現場統括や、避難所誘導、物資供給等の被災者支援を担っています。本案件を通して同庁に災害対応車両2台が整備されることで、より迅速かつ安全な救援対応が可能となり、同国の災害に対する強靭性の向上が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、人間の安全保障の理念を踏まえて、開発途上地域の住民生活に根ざす比較的小規模な開発事業を実施する非政府団体に対して、無償資金(1件あたり2,000万円以下目安。案件の妥当性次第で、最大1億円)の供与を行う政府開発援助(ODA)のスキームです。
モルディブは海抜が低い小島嶼開発途上国であり、気候変動や豪雨、津波などの自然災害に対して極めて脆弱です。首都マレ市では、排水インフラが未発達であるために豪雨による大規模浸水が頻発しており、また、全人口の約4割が暮らす過密都市であることから、建物が密集したエリアでの大規模火災も度々発生しています。
国家災害対策庁は災害対応を統括する国内唯一の行政機関として、災害発生時の緊急救援に係る現場統括や、避難所誘導、物資供給等の被災者支援を担っています。本案件を通して同庁に災害対応車両2台が整備されることで、より迅速かつ安全な救援対応が可能となり、同国の災害に対する強靭性の向上が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、人間の安全保障の理念を踏まえて、開発途上地域の住民生活に根ざす比較的小規模な開発事業を実施する非政府団体に対して、無償資金(1件あたり2,000万円以下目安。案件の妥当性次第で、最大1億円)の供与を行う政府開発援助(ODA)のスキームです。