対モルディブ草の根無償資金協力「ハー・ダール環礁クルドゥフシ島災害対応車両及び排水処理機材整備計画」引渡式
令和6年7月1日




令和6年6月30日、令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ハー・ダール環礁クルドゥフシ島災害対応車両及び排水処理機材整備計画」(供与額:4,381,452円)の引渡式がクルドゥフシ島にて行われ、竹内大使からファーティマ・ヒムヤ・モルディブ赤新月社事務局長へ、防災対策用車両1台と洪水対策機材(排水処理用ポンプ及びホース)が引き渡されました。
モルディブは海抜が低い小島嶼開発途上国(SIDS:Small Island Developing States)であり、洪水や津波に対する脆弱性が課題となっています。中でもクルドゥフシ島は近年の急速な土地開発によって自然貯水・排水機能が低下し、雨期(5月~11月頃)の集中豪雨による浸水・冠水被害が多発している島の一つです。同島ではモルディブ赤新月社クルドゥフシ支所所属の住民ボランティアが復旧作業の大部分を担っており、本事業を通して復旧作業の効率化と安全性の確保、そして同島の自然災害に対する強靭性の向上が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、人間の安全保障の理念を踏まえて、開発途上地域の住民生活に根ざす比較的小規模な開発事業を実施する非政府団体に対して、無償資金(1件あたり2,000万円以下目安。案件の妥当性次第で、最大1億円。)の供与を行う政府開発援助(ODA)のスキームです。
モルディブは海抜が低い小島嶼開発途上国(SIDS:Small Island Developing States)であり、洪水や津波に対する脆弱性が課題となっています。中でもクルドゥフシ島は近年の急速な土地開発によって自然貯水・排水機能が低下し、雨期(5月~11月頃)の集中豪雨による浸水・冠水被害が多発している島の一つです。同島ではモルディブ赤新月社クルドゥフシ支所所属の住民ボランティアが復旧作業の大部分を担っており、本事業を通して復旧作業の効率化と安全性の確保、そして同島の自然災害に対する強靭性の向上が期待されます。
草の根・人間の安全保障無償資金協力は、人間の安全保障の理念を踏まえて、開発途上地域の住民生活に根ざす比較的小規模な開発事業を実施する非政府団体に対して、無償資金(1件あたり2,000万円以下目安。案件の妥当性次第で、最大1億円。)の供与を行う政府開発援助(ODA)のスキームです。