対モルディブ無償資金協力「海上保安能力強化計画」EN署名式
令和5年3月13日


令和5年3月8日(水)、モルディブ税関にて無償資金協力「海上保安能力向上計画(UN連携/UNODC実施)」(供与額3.47億円)に関するE/Nの署名式が行われました。本支援では、UNODCとの連携の下、「自由で開かれた太平洋(FOIP)」を実現するパートナーであるモルディブにおいて、埠頭・海上監視関連機材、薬物検査機材及び海上監視情報統合センターの機材整備、並びに違法薬物取引の取締りや違法漁業船の拿捕に関する研修を行うものです。
モルディブでは、必要な専門技術及びリソースの不足により、海上における治安対策を十分に実行できず、麻薬の違法取引や違法漁業の操業等の海上犯罪が増加しているほか、タンカー油の流出とそれに伴う海洋汚染による、サンゴ礁の死滅等の環境破壊が深刻化しています。同国の海上保安能力の向上が喫緊の課題となる中、本事業により、同国の海上保安にかかる包括的な対応能力の向上が期待されます。
モルディブでは、必要な専門技術及びリソースの不足により、海上における治安対策を十分に実行できず、麻薬の違法取引や違法漁業の操業等の海上犯罪が増加しているほか、タンカー油の流出とそれに伴う海洋汚染による、サンゴ礁の死滅等の環境破壊が深刻化しています。同国の海上保安能力の向上が喫緊の課題となる中、本事業により、同国の海上保安にかかる包括的な対応能力の向上が期待されます。