湯梨浜町のグラウンド・ゴルフ普及活動

令和元年7月22日
  7月12日~15日,宮脇正道湯梨浜町長,音田将人同町みらい創造室係長,河本清廣公益社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会常務理事がモルディブを訪問し,グラウンド・ゴルフの普及活動を行いました。同活動は日本での留学経験(2014年~2017年)があるズフリ(Ibrahim Zuhuree)氏から高齢者用のスポーツ導入目的で当館に要請があり,日本グランド・ゴルフ協会を通して湯梨浜町を紹介頂き実現しました。マレ島のヘンヴェル・グランドで行われ開会式にはシャリーフジェンダー・家族・社会サービス大臣,シャキール社会サービス担当国務大臣,アリスポーツ担当国務大臣,ユースフ高齢者協会副会長など計20名ほどが参加し,シャリーフ大臣と柳井大使が開会の挨拶をしました。13日からはグランド・ゴルフのルールやエチケットを理解する座学やフルマレ島の中央公園で実技指導をして頂きました。

  グランド・ゴルフは1982年に湯梨浜町(旧泊村)で高齢者を対象にしたスポーツとして誕生しました。ルールが簡単なことから幅広い年齢層に広がり,現在日本国内に360万人の愛好者がいると言われています。近年国際化が進み,台湾,中国,韓国,モンゴル,アメリカ,ポーランド,スペインでもプレイされるようになりました。5年前から湯梨浜町で国際大会を毎年開催しています。更にワールドマスターズゲームズ2021関西の正式種目となり、湯梨浜町が開催地となることが決定しています。