柳井大使メッセージ

2019/3/1
柳井啓子大使
 昨年末に当国に着任しました。モルディブはサンスクリット語で「島々の花輪」を意味するそうで,空から見た美しい珊瑚礁の島々に感嘆するとともに,日本と同様に島国であるモルディブの人々の温かさに触れ,日毎にこの国の魅力に惹かれていきます。

 本年1月3日にソーリフ大統領に信任状を捧呈し,その後首都マレに駐在する二代目の日本国大使として本格的に外交活動を開始しました。当国に日本国大使館が開館したのは2016年ですが,その翌年には日本とモルディブの外交関係樹立50周年を迎え,河野外務大臣の訪問も含め両国間の要人往来が活発化しています。

 ソーリフ新政権は 透明性のある民主的な政権運営と地方分権を推進する方針を打ち出しました。我が国としても新政権の民主化に向けた政策の後押しとなるような支援を実施していきます。

 日本は1960年代から経済技術協力を実施してきており,今後もモルディブとその国民に裨益する日本らしい,きめ細やかな支援を行っていきたいと考えます。 JICA青年海外協力隊員の貢献とその活躍ぶりはモルディブ国民から高い評価を得ています。また,日系企業の進出も大いに支援させていただきます。

 我が国と伝統的に親日国であるモルディブとの友好関係を深めていくために,青少年交流や文化交流も着実に進めていきたいと考えます。私自身もできるだけ多くの住民島を訪れ,草の根交流を大切にしていきたいと考えています。

 日本国大使館として在留邦人の皆様,そして年間4万人と言われる日本人観光客の安全・安心の確保は最優先事項です。また,開館して3年目を迎える当館としては,皆様のお役に立てる開かれた大使館となるよう努めて参りますので,何卒宜しくお願い申し上げます。

駐モルディブ日本国特命全権大使
柳井啓子